結局「アキバ系」って何よ?

最近よく言葉として使われますね、「アキバ系」と。
特にマスコミなんかがよく使ってますねぇ、ええ。
なんかね、使い方にいやらしさ満載。
カテゴライズすればそりゃ楽だし、そこに属してないと思う人たちは
安全で遠いところからニヤニヤ見てるだけでしょ?
俺そういうの大っ嫌い。


正直、一時期よくネタにされた(今もかな?)、
(特に渋谷だったり原宿だったりの)女子高生を奇異な目で見る、と言う感じと
まったく変わらない印象を受けます。
というか、
「女子高生もうネタねーなぁ…
おっ、アキバ系?こりゃいいな、新ネタだ新ネタ、ネタにできるぞw」

っていう思考回路がもう手に取るようにわかっちゃうんですけど。


で、「アキバ系」と先述の(何度も例に挙げて申し訳ないけれど)女子高生との
取り合え使い方の違いは、蔑称的な感じが強い(被害妄想だったらスマン)
という点ではないでしょうか、と。


タモさんがトリビア中に「私もねぇ、アキバ系って言葉に迷惑してるんですよ。」
って言ってましたけど、この発言はタモさんが「アキバ系」という言葉において
自らもカテゴライズされることを嫌悪したわけではなく、
「昔から行きびたってた人(ラジオ会館とか)も
最近来た人(いわゆるアニメ・PC関連・アイドルとか目的)も
同様に"アキバ系"とカテゴライズされる」
ということに迷惑感を感じている、
というわけです(同様の発言をタモさんもしています)。


なぜそういう迷惑感を感じるかというと、
やはりアキバ系という言葉が「蔑称的」な扱いである、
ということに落ち着くのではないでしょうか。


おそらく今「アキバ系」という言葉がさすのは、「アニメ・PC・アイドル目的」な人でしょう。
しかし、正直このカテゴライズには無理があると思うのです。
「アニメには興味があるけどアイドルには興味がない」とか、
「アイドルには興味があるけどパソコン関連の深い知識に興味はない」とか、
そういう人たちも(もちろん全部に興味のある人も)全部ひっくるめて
アキバ系」と呼んでいる、まずそこに問題があるのではないでしょうか。


まぁ、人の趣味を別に知る必要もないのに追いかけて、
ニヤニヤしながら蔑むっていうのは人間として最低の行為ですよね。


まだなんか書き足りない気もするけど、時間がないのでこの辺で。