衆院選総括。

そろそろしとかないと(笑)


まず、比例最下位のタイゾーみたいなのまで
結果として引っかかってしまった
自民党について(ぉ
まぁ、信念に従って進んだという感じがして、
それが有権者に対してのメッセージになった、という感じ。
それに加えて改革政党としてのイメージがついた
というのが大きかったのかも。
消去法でやったらここしか残らなかった的な感もあり、
完全に「信任された」とかうぬぼれているとしっぺ返しを食らうこと間違いなし。
それができるのが「小選挙区制」っていう制度なんだから。


次に、惨敗した民主党
一番の敗因は「信念なき政党」に見えたことかも。
そして、「自民党は利権とずぶずぶですよー」とか言っておきながら、
自分たちも利権とずぶずぶだったことが見えてしまったのも。
さらに、テレビ番組に執行部のメンツ(+ネクス国交相)が出演して
存在感をアピールする、という作戦まではよかったものの、
そこで出てくる政策がバラバラ。
ネクス国交相菅直人氏に至っては、今回のマニフェストではなく
自分が党首だった2年前のマニフェストを使う始末。
そんなんで有権者から、人から信頼が得られると思っているのでしょうか。
他にも、岡田代表(当時)の「田舎の人間で1000万円郵貯に積んでる人間はまれ」、
枝野政調会長の「8万人という数字は試算したものではない」などなど。
これで国民に信じてもらおう、というのだから。
そもそもこの人たちは「政権交代を!」と叫んでいたけれど、
その先のビジョンが党として一本化できていない。
だから負けた…という解説でも十分かな。
むしろ、比例でこれだけ議席を取れたことが奇跡かも。
明日代表選ですね。午前中にちょっと書きます。…かわむ(ry


共産・社民は議席を減らさず(社民の+1は自民の比例東京のおこぼれ)。
国民新党もそれなりにがんばった。
「郵政反対の保守」の取り込みに成功したのかも。
対してチームニッポンは惨敗。あのパフォーマンスじゃ当然かも。
バスツアーとかサムいことやってたみたいですね…。
こういうバカ人たちには政治はおままごとじゃないんですよ、と言いたい。
郵政造反組は勝率ほぼ5割。信念持ってればそれなりに何とかなるってことかも。
ただ、「反対するなら審議中に言えよ!」ってのはないのか?とか。


結局自民が息を吹き返した選挙なわけですが、
民主の自滅によるところが大きいかも。
ここで竹中氏とも論戦においてまともに渡り合えなかった
元代表がもしも次の総裁に選ばれたら…野党だめぽ。