昨日のアニスパを聴いて。

昨日のアニスパは1年前にやっていた進研ゼミのスポンサーコーナー
アニスパ神社の復活&拡大版。
当時は明らかに噛み合わない回答から
ヨゴレ巫女の称号を冠されたますみんでしたが、
昨日は違った。


1問目2問目と去年通りのテンションで続いていった中
(でも「習い事をしなさい」はたぶん限りなく正解に近いと思うw
だけどその次に出てくるのが「狭めのダーツバーに行け」てw
鷲崎さんも「中二の妄想かw」って言ってたしねw)
3問目、こういう番組にありがちな「声優になるにはどうしたらいいですか?」
かつてサークルでいろいろごちゃごちゃなんやかんやあった結果
自分から道路に飛び込むことをガチで2〜3度考えたオレには
モストデンジャラス&限りなくタブーな質問です。
(もちろんこの件に関しては僕の力が至らなかったせいで、
結果としていろんな人に迷惑をかけまくって、
それでも目標にたどり着けなかった、ってのが大前提なんですけどね。)
まー、ありきたりなアドバイスとしては「養成所に行け」とか、
「そのまえに人間として色々な経験をしろ」とか、色々あると思うんですが、
巫女様の第一声は「家族が誘拐されたと思いなさい。」


一瞬ポカーンとしつつも、訳を聞いていくとつまりは
「"死ぬ気でがんばれ"っつってもわかんないでしょ?
だから"大事な家族がどっか行っちゃった"って思いつめた感じで
とにかく頑張り続ける」ということのようで。
大いに納得。
だが、昨日のますみん、いや敬意をこめて浅野さんと呼ぼう。
昨日の浅野さんは一味違った。

この一言。
「みんな頑張りのハードルが低いっ!」
「みんなのほほんと声優になったように見えるけど、
のほほんと声優になった人なんて
一人もいません!





正直感動した。
番組内でもネタになった(w)某大型掲示板の声優板の人…っつってもアンチの人か。
アンチ住人全員に聴かせてやりたい。
「自分たちの好き嫌いだけで書かれた人が苦しもうが関係ない」的なスタンスの人に
いっぺん聞かせてやりたい。


もちろんこの発言にオレが感じるものがあったのは、さっき書いた感じで
「もー、がんばれません」みたいなところまで行っちゃったからなんですけれど、
そこまで必死になって努力して、
それでも全然届かない人が世の中にどれだけいることか。
そこまで必死になって努力し続けてる人に、何でそんな無神経なことが言えるのか。
そう思えてならないんです。


で、その次の質問が「大学に行くかどうか迷ってます」みたいな質問。
「親は"とりあえず行っておけば?"と言って(くれて)いる」らしい。
浅野さんの回答は「絶対に行きなさい。」
オレも同意。
で、色々あった話の中で
「"大学生なんてフラフラしてるだけで"みたいな悪口を言うのは基本的に
大学に行ってない人だから」
ってのが印象に残ってます。
「一度立ち止まって色々考える時間が大事」とも言ってました。


そうなんです。
自分がやってないことに関しては偏見と表面的なことだけ
決め付けてしまうのが人のいけないところなんです。
さっきのいわゆる「アンチ」に対するところも
たぶんコレが大きくかかわってくるんじゃないでしょうか。
自分の言いたいことだけを安全なところから言ってればいい、ってんじゃなくて、
全部掘り下げていくのは不可能なんだから、
せめてそのもの、人のいいところを探すようにしようと思いました。
おそらく、「アンチ」あたりを反面教師にして。




アニスパで深く考えることになろうとは…
第一回放送のときには想像もつかなかったんですけどねw