舞-乙HiME 第17話「蒼の舞/想い、散るとき」

今回みたいな回をネタバレ禁止というのでしょうな。
これよっ!これっ!!
前作も確か17話から恐ろしいほどの鬱展開だったんで
「そろそろかなー」なんて思ってはいたんだけれど、
もうね、今ならスタッフに言える。
あんたたちは鬼だ。






壊れかけたんだけど、表には見えてなかったものがいっぺんに壊れて、
それで結局破局を迎えてしまった、と。
文字にするとただこれだけのように見えるんだけど、
その裏にどれだけの人々の気持ちの交錯があるのか、っつーことですよ。
そしてその見せ方が今までの伏線も含めて、うまい。
ニナなんておじさまの話あたりから、
いずれこんな感じにはなるとは思ってたフシはあり、
(だからこそ今作一番見てて感情移入したし。)
そりゃあね、お父様プレゼントでアレだけうれしがってる最中に
アリカに特大のプレゼントが届いて、
しかもそのプレゼントはおじさまからのプレゼントで、
それはホントは自分のお父様のプレゼントだったなんてね、
ホントにね、もうね、自分だったらまずお父様が目に入るね、
ローブまとってから
まぁ、同時期に俺の置かれた環境も関係しての感情移入だとは思うんですが。
もちろんその背景を知らなかったアリカは責めるべき対象ではない。
でも、自分の一番愛していた人が自分を表面的にかわいがっていながらも、
実はその人が一番愛してたのは自分のルームメイトでした…なんて
マジでシャレにならん。
しかも蒼天の聖玉をつけた真の姫だとか知ってたりとか、
おまけに自分の身体投げ出してまで助けたりとか、目の前で。
アレはね、ホントに辛いっつーか、キツいっつーか、なんつーか…
泣く。アレは。
やられたら泣く(そっちかよっ)。




しっかし…疲れる現場だろうなぁ、マジで。
これやったら1日他に何もする気なくなると思いますよ。
ホントに気持ちの動きとか、キャラと一緒になって気持ちが動くだけでも
えらいしんどいはずです。
だって、キャラ自身が置かれてる状況が本当に辛いんですから。
もしオレだったら辛くてどーにかなっちゃう、これw
別の意味で1回どーにかなりかけたことはあるんですけれどね(核爆)
…いや、人に見せなかっただけで家の中で物は投げるわ机は叩くは(ぉ
騒音の苦情の張り紙がアパートの掲示板に貼ってありました。
すんません、アレ原因99%オレです(ぉ
……脱線スマソ。




あと、今回ほどナギに殺意を覚えた回はないと思います。
前作含めて。
事の真相が見えてこないことには結論は出ないんだろうけれども、
なんかもー、全部知っててあんなふーに動くのがホント大っ嫌い。
まぁ、ぶっちゃけ今回あのキャラは嫌われてナンボなところがあると思うんで
総じて言うと石田さんGJになる気もします(違)
アレ?でもなんだ?このセルゲイに対する許せない感情は
とりあえずアレだ、妹よ、スマン。(ぉ






…あぁ、今作もそのうちできるんだろーなー、怖い顔AAテンプレw






残り10話を切ってからのこの止まらない加速度を楽しみにして、
毎週見てきた回があったってもんです。
さぁ、残り9話(8話?)、必見です。