例の福岡のいじめの件。続報。

1人自殺させた後に、「生徒は本当に反省して謝罪した」報道。
先生までもが軽口をたたき追い込んだっつーんだから、本当にこの先生はこの件に関して
心から反省して、謝罪して、どんな償いでもするべきだとは思うんですが。


ただ、いつも疑問に思うのは「いじめた子が悪い」みたいな報道が出ないこと。
「教師が軽口を叩いたのが悪い、教師を出せ!」で終わってしまっていること。
「確かに原因を作った教師は悪い。
だけど、それに乗っかってからかい続けた生徒たちへのバッシングはないの?」
っていうのに常々疑問でした。(つーか、いつも「こんな仕組みを作った社会が悪い!」で終わって、
いじめた生徒たちについては性善説がまかり通ってる気がする。)


…で、そいつらが棺の中を覗き込んで笑ってた、みたいな情報が流れました。
マスコミはほぼスルー。少年少女だったら社会的制裁を受けずに済むんでしょうか。




そこへきて今日報捨てステで見た
「そのグループが別のターゲットを見つけていじめを続けている」報道。
スタジオでは相変わらず「社会が悪い」「教える大人が悪い」な雰囲気バリバリですが、
1人死んでるのにターゲットを変えていじめを続けるなんて、人間にできる所業じゃありません。
ここまで来ても「現場の教師が悪い!」「社会が悪い!」しか言わない(言えない)んだったら、
少年法なんかなくしちまえばいいと思います。


社会的に更生できそうな少年もいるでしょう。
そういう人の社会復帰を妨げるから少年法が存在する、コレは至極当然なことです。
でも、最近は少年法が「ただの安全地帯」にしか思えない。
凶悪犯に限っては適用外になんかできないもんでしょうか。すごい難しいと思うけれど。


そういった「守られてる」存在を、法に触れない範囲でただす―
―「少年たちはなんて酷いことをしたんだ!」みたいな観点から切り込んでいく、
そんな見方が今こそ必要だと思います。


モノの本質に切り込めない大人が
「はっきり叱らない大人が増えて、そのせいじゃないですかね?」
……なんて知った風な顔で語っても、説得力ゼロですから。


ムカっ腹立ったんで、勢い任せで書いちゃいました。