前半と毛色が違うけど

その昨日のテスト勉強の最中に思ったのは、
「結局人間って100年たっても何も変わってないんだな」ってこと。
気に入らないものは煽動された集団によって徹底的に潰される、っていう。
ちょうどテストの範囲が日比谷焼き討ち事件にかかってて。
それがねぇ、ブログの炎上やらメディアスクラムやらとどうもかぶるんですよ。
結局「大勢が気に入らないものを寄ってたかってボコボコにする」っていう構図なわけですから。
だからねぇ、人間っつーのはどーにも変わらんもんだなぁ、なんて思っちゃったわけですよ。
…で、それと関連して今日の大臣の発言のどこが問題なのか問題と思ってる人はkwsk。
普段は少子化少子化だっつって問題だっつってんのに、
「政府はどうにもする気がないんですかねぇ?」みたいに皮肉ばっか言ってんのに、
ここで厚労相は「若者が"2人以上子供を持ちたい"を思ってるのは健全」っつってるわけでしょ?
「2人以上子供を持っているのが健全」って言ってるわけじゃねーでしょ。
逆に「持てないのが不健全」なんてのはうがった見方すぎですよ。
しかもここでは「持てる」「持てない」っつーのは子供がほしいけど持てない、
とかいうことを言ってるわけじゃなくて、
「持ちたい」「持ちたくない」っつーとこで少子化と絡めて
「持ちたい人が増えてるのはなによりの少子化対策になる」ってニュアンスなんじゃないですか?
これが厚労相公式会見だったら厚労省公式サイトにちゃんと掲載されるはずだから、
とにかくそれを待って追記かな、と。


つーか、どの局見ても会見が編集されてる気がするんですけど、マジありえねぇ。
前の発言は、まー厚労相としては言葉の選び方に注意が足りなかったとは思うけど、
1回やらかすと辞めるまでボコボコにしたがるのが今の世の中の風潮で。
今回はそんな感じしか受けませんよ。マジで。
「あるある」のときもそう。
編成的に「ここが勝負だからお前ら気合入れろ」的なポイントはどこにもあるでしょ。
そこで捏造をしたのはもちろん社会的にアウツなことなんだけれども、
そういうポイントを狙うこと自体「あるある」のみは否定して、
でも自局に関してはそういうふうにポイントポイントで狙っていくのは当然やっていく。
そういうのが嫌い。普通にやっていくぶんには努力してるって取れると思うんだけれども。


…たぶん辞めるまで審議拒否でしょうねぇ。
審議拒否してる間に予算通って「議論が尽くされてない!」って言うんでしょうねぇ。
国会議員の仕事は何なんでしょう?
いたずらに感情論だけで与党を攻撃するのが野党の仕事じゃないでしょう。
ホントは「与党はここがこう間違ってる!だからこうするべきだ!」っつって
国民の信頼を得て、逆転するのが筋道でしょうよ。
前総理のときは散々「劇場型にやられた」とか言っといて、
実は一番劇場型で得をするのは野党なんじゃないですか?
もうね、今回ばかりはマジ言いがかりだと思うよ。
会見の文読んでそんなニュアンスがあったら打ち消し線引きますけど。